たった2人の部員が快挙!おめでとうございます!
2016年11月29日
こんにちは。
さる11月17,18日に宮崎県で行われた「全国高校生徒商業研究発表大会」で、旭川市内の商業高校が最優秀賞を受賞したそうです。全国各地から予選を勝ち抜いた21校が参加した中での快挙です。本当におめでとうございます!
「プロモーション~旭川カプセルクラフト」と銘打った商業研究は、旭川市内の技術力あふれる職人さんの工芸品をミニチュア化してカプセルに収め、それをいわゆる「ガチャガチャ」を使って販売し、旭川の優れた地場工芸品をより身近に感じて欲しいというコンセプトでした。ミニ工芸品は、染物のハンカチや熊の置物、ぐい吞みなど6種類だったそうで、個人的にはどれも旭川市内で確かに目にしたことがある工芸品ばかりです。
ただ、多くの市民にはあまり知られていないようで、「モノはいいのに宣伝不足」という課題もあったようです。
感心したのは、工芸品をミニチュア化して「ガチャガチャ」で販売するアイディアです。なかなかの発想。
40歳代以降の世代なら、ほとんどの方が一度は買ったであろうガチャガチャのカプセル。そこに目を付けた部員はさすがだと思いました。また、そのアイディアに賛同してくれる企業や職人さんを探すのは、結構大変だったかもしれません。
ガチャガチャ=手軽な価格のため、高い技術を低価格で販売する趣旨も理解してもらう必要があります。
肝心のカプセルは東京にある旭川市のアンテナショップで期間限定少量販売だったため、全く目にすることはありませんでしたが、用意したカプセルは完売したそうで、旭川の工芸品PRに一役買ったんでしょうね。
それ以上に驚いたのが、高校の商業研究部の部員がたった2人だったこと!
もちろん顧問の先生の一助はあったと思いますが、わずか2人で企画から調査~交渉を経て販売につなげる。その結果、部員が十数人規模の高校を抑えて最優秀賞なのですから、喜びもひとしおだろうと思います。
また、賛同した市内の6企業にも大きな賛辞を送りたいと思います。これらの企業の協力なしでは実現できなかったのですから。
地元の高校生の活躍を知り、40代の私も大いに刺激を受けました。プラモデル世代のミニチュア好きとしては、ぜひ市内でも販売できるようにしてもらいたいです。
お読みいただきありがとうございました。